吹奏楽はこれを聴け
N響を擁するNHKもこんな程度の認識なのか、と思うとうんざり。(-o-;
-----
新年度4月は吹奏楽少年や少女がどっと増える季節。 それまで音楽の「お」の字もなかったのに、急に異性の目を気にして楽器に手を出したり、 バイオリンのおけいこを一生懸命やってきたけど吹奏楽にはなかったから仕方なくクラリネットにした、 などという吹奏楽部員がいっせいに誕生するのである。 動機はともあれ、そんな中から一流の演奏家が生まれているのもまた事実。 少年少女にとって吹奏楽は、クラシック音楽にふれる最初の機会となっているのである。 そんなクラシックビギナーに、吹奏楽のみならずオーケストラの演奏に親しんでもらおうというのが今回の企画。
吹奏楽コンクールの課題曲を2曲書いており、その演奏についても独自の見解をもっている 池辺晋一郎氏の解説でお送りする"吹奏楽に役立つ"N響アワーである。
そもそも吹奏楽ってどんな音楽?その歴史や魅力などのミニ講座。
吹奏楽で演奏される曲は、いまやオーケストラ曲の編曲ものがほとんど。 それも管楽器が多彩かつ技巧が要求されるフランス、イタリアものが圧倒的に多い。 本来の管弦楽による演奏を聴き、木管楽器のアンサンブルの妙や美しい響きのバランスなどを探る。
吹奏楽ではよく演奏するのに、本来の管弦楽ではあまり演奏しないという曲がある。 本来を聴かずして吹奏楽で演奏するなかれ。 この企画でなければ放送出来ない貴重な映像(演奏) をお送りする。
-----
ついこないだ吹奏楽三昧を放送していたのと同じ局とは到底思えない訳ですが。
じゃあ、例えば去年の吹奏楽コンクール、私は聴きに行ったりしていないんで演奏された曲目は知りませんが、この文章を書いた奴は当然全ての曲目を把握した上でこう言い切ってるんだな。(--#)
管楽器に技巧が要求される…ってところだけはまぁ納得だけどさ。元がヴァイオリンの譜面をクラリネットで吹いたりしてるんだし。
私は編曲物ならオケの演奏も聴くけど、それは打楽器は編曲前も後も譜面に大きな違いは無いし、オケの方が上手いから。オケはプロだけど、吹奏楽はCDが手に入ったって素人の演奏の方が多いからね。ま、オケも好きってのもあるんだけども。
ところで、オーケストラだけがそんなに偉いんかい!とイライラしてたんだけど、よっぽど抗議でもあったんでしょうか、吹奏楽のススメにタイトルが改められて、文章も書き換えられてましたよ。(^^;
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2007-04-15.html
一旦出ちゃった言葉は取り消しようがないのにね~。
| 固定リンク
最近のコメント